生活保護(ナマポ)不正受給疑惑の河本準一本が謝罪

生活保護(通称「ナマポ」)の不正受給疑惑が報じられたお笑いコンビ「次長課長」の河本準一は2012年5月25日、吉本興業東京本社で会見を行い、母親が生活保護を受給していたことを認めた。河本準一本人がコメントするのは今回が初めて。

河本準一は「自分がテレビに出るようになって、収入がたくさんあるにもかかわらず、母親が生活保護を受けていた」と、母親が生活保護を受けていたことを認め、「今回の騒動でご迷惑をおかけし、大変申し訳ありませんでした」と謝罪した。

河本準一の母親は鮮魚コーナーで働いていたが、病気で倒れ、医者からのドクターストップがかかったため、生活保護を申請していた。

福祉事務所から援助の打診があったが、河本準一は当時の年収は100万円以下だったため、母親は14~15年間にわたり、生活保護を受給。生活保護不正受給報道後の2012年4月に母親が生活保護の受給を辞退した。

不正受給については、「ずっと正しいと思っていた」「すべて福祉の方と相談して決めたことです」「来年の仕事の保障もないし、長期間休まないといけない時期があった」などと否定した。

河本準一は不正受給については否定しながらも、テレビに出始めて以降の5~6年分については返還する方針だという。

河本準一の生活保護不正受給疑惑は、2012年4月12日発売の「女性セブン」の匿名報道を切っ掛けに、日刊サイゾーが4月19日に実名で報道していた。

インターネット上で話題となり、河本準一をPRメンバーに起用していたホンダが河本準一をHPから削除したほか、自民党の片山さつきも不正受給の調査に乗り出していた。

一部報道によると、河本準一は母親以外にも姉など複数人が生活保護を受けているという。

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