バブルガム・ブラザーズのブラザー・コーンを逮捕

警視庁町田署は2012年6月12日、東京都世田谷区上北沢に住む、元「バブルガム・ブラザーズ」のメンバー「ブラザー・コーン」(本名は近藤伸秋=56歳)を暴力行為等処罰法違反の容疑で逮捕した。

調べによると、ブラザー・コーンは2012年5月16日、実在する暴力団の名前を挙げて、元マネージャーの男性(45歳)を「ただじゃおかねえぞ」などと脅した疑いがもたれている。

元マネージャーは「暴力団が関わっている仕事を受けるのは止めた方が良い」と忠告したため、所属事務所を解雇されていたが、再び芸能界の仕事を始めようとしたため、ブラザー・コーンとトラブルになっていたとのこと。

元マネージャーの男性が警視庁に相談しており、警視庁は2012年6月12日にブラザー・コーンに任意同行を求めていた。

警視庁町田署などによると、ブラザー・コーンは調べに対して「そこまできついことを言った覚えはない」などと供述しているとのこと。

ブラザー・コーンの所属事務所は、「深夜に本人がかなり酔っていたところへ、元マネジャーからの電話で意図的な挑発を受け、本人が激して発言したというものであり、本人も記憶は定かではないところがあるようです」と説明し、「報道されているような事実はない」としている。

ブラザー・コーンはブラザー・トムとともに、1983年に「バブルガム・ブラザーズ」を結成。1991年には「WON'T BE LONG」がヒットし、同年末の第42回NHK紅白歌合戦に出場していた。

■ブラザー・コーンを保釈
立川区検は2012年7月3日、元「バブルガム・ブラザーズ」のブラザー・コーン(本名は近藤信秋=56歳)を暴力行為法違反の罪で略式起訴した。

所属事務所によると、ブラザー・コーンは同日、立川簡裁から罰金20万円の略式命令を受け、即日納付した。

立川区検を出たブラザー・コーンは、報道陣に対して、「酔っぱらっているとはいえ、社会に反する暴言を吐いたことをおわび申し上げます」「暴力団との付き合いはまったくございません」と謝罪した。

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