馳浩が国会でキングコング梶原の生活保護問題を追及

元プロレスラーで自民党の衆院議員・馳浩(51歳)は2012年6月12日、お笑い芸人の母親による生活保護(通称「ナマポ」)受給問題を国会で追及した。

馳浩は「民放のワイドショーでやるような個人名は言いません」と前置きし、匿名ながらも、お笑いコンビ「キングコング」の梶原雄太(31歳)の母親が生活保護を受給していた問題を国会で取り上げた。

馳浩は2つのマンションの写真を示し、左側のマンション5階には生活保護を受給している母親が暮らし、隣にある右側のマンションには扶養義務がある兄が住んでいることを説明した。

馳浩は不動産登記を取り寄せて確認したと言い、長男は自衛官であることを明かした。

そして、馳浩は、最初は10万円で35年間返済だったが、4年前に借り換えをして40万円で10年間返済にしたことなどを説明したうえで、小宮山厚労大臣に「違法ですか、違法ではありませんか」などと追求した。

小宮山厚労大臣の答弁後、馳浩は「これは違法じゃないんですよ。今のところ。息子さんのマンションに住んでるんですよ。(中略)ローンがあったら残り300万円で5年でローンが返し終わる。月2万8000円くらいまでのローンまでなら生活保護も大丈夫」という生活保護の基準が内々にあることを明かし、「抜け道」と指摘した。

馳浩は、一家は揃って2012年3月にテレビ出演しているうえ、母親は「おかんの塩昆布」を発売しており、知名度があるために国会で取り上げたと説明している。

お笑いコンビ「キングコング」の梶原雄太は家族揃って、2012年3月放送の「芸能界ワイドショー家族No.1決定戦」という番組に出演していた。

「おかんの塩昆布」のHPによると、2010年6月17日にHPを開設。2010年6月23日にはTBS番組「はなまるマーケット」で放送された。「おかんの塩昆布」には、キングコング梶原の母が印刷されている。

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