ジャニーズ事務所が八木山動物公園にパンダを誘致

ジャニーズ事務所は、東北大震災の復興支援プロジェクト「Marching J」の一環として、中国からパンダ2頭を誘致する方針を明かした。2012年1月28日発売のスポーツ新聞が報じた。

複数の報道によると、ジャニーズ事務所は、宮城県仙台市にある八木山動物公園に中国からパンダ2頭を誘致し、パンダのレンタル料1頭4000万円や飼育費用など5年間分(推定計50億円)を復興支援プロジェクト「Marching J」で集めたお金などで負担する。

ジャニーズ事務所の近藤真彦が仙台市のパンダ誘致計画の頓挫を知り、パンダの誘致を提案。日本パンダ保護協会の名誉会長・黒柳徹子や中国の要人などと交渉を続けてきた。

一部情報によると、パンダの誘致は既に内定しており、中国のスケジュールを待つ状態で、早ければ2012年内にもパンダの誘致が実現するという。

近藤真彦は「阪神大震災のとき、9年間サーポートしたが、(自治体から)お金の使い道は分らないと言われた。今回はファンに使い道を明確に説明できる活動にしたかった」とコメントしている。

一般的な募金では、募金総額を発表することが多いが、ジャニーズ事務所は復興支援プロジェクト「Marching J」でファンから集まった募金額は公表しない方針を示しており、詳細は不明となっている。

ジャニーズファンの間では、近藤真彦のパンダ誘致計画について、「パンダに使われると知っていれば、募金はしなかった」なとど反発する声も挙がっている。

■ジャニーズのパンダ誘致の裏事情
一部報道によると、仙台市役所建設局総務課は、パンダ誘致は仙台市が発案したものであり、大使館から返事を待っていたときに、ジャニーズが話しに加わったとコメントしている。

一部報道は、ジャニーズ事務所からはSMAPが中国進出を果たしており、他のグループを中国に売り込むための準備ではないかと指摘している。

コメントを投稿する

コメントの反映に数時間かかる場合があります。