目が疲れない「FlexScan EV2334W-T」のレビューと感想

ナナオ(EIZO)のPCディスプレイ「FlexScan EV2334W-T(TBK)」を購入したので、簡単なレビューと感想を述べる。目に優しいディスプレイと評判になっているだけあり、「FlexScan EV2334W-T(TBK)」に非常に満足している。

1階のパソコンを買い換えるにあたり、ナナオのディスプレイ「FlexScan EV2334W-T」をネットショップ「Amazon」で購入した。

2万円から3万円代の目に優しいディスプレイとして、ナナオの「FlexScan EV2334W-T」や三菱の「WIDE RDT231WM-X」などを候補に挙げていたが、ナナオの「FlexScan S1910-R」を使用していることもあり、「FlexScan EV2334W-T」の購入を決定した。

近くのパソコンショップで「FlexScan EV2334W-T」の値段を確認したところ、どう頑張っても4万円は切れないとの回答だったので、当時の最安値だったAmazonで購入した。

ここからは、現在使用しているナナオのFlexScan S1910-Rと比較した、FlexScan EV2334W-Tの感想やレビューを書いていく。

S1910-Rは19インチで、EV2334W-Tは23インチなのだが、縦の長さほとんど変わらない。横幅が広くなっている。

EV2334W-Tは23インチのフルHD対応だが、フルHDでは文字が小さいので、解像度を1280×768で文字大きくして使用している。それでも、S1910-Rよりも広い。右隅に映画やニコニコ動画を流しながら、インターネットをすることも可能だ。

一通りのジャンルの動画を観たが、オーバードライブの標準設定でも、気になるレベルのブロックノイズや遅延や残像は無い。F1やK1でも問題無く観られた。YouTubeの動画も問題は無い。

映画や動画がメインならグレアのディスプレイの方が良いかもしれないが、私はインターネットやテキスト入力がメインなので、目に優しいノングレアの「FlexScan EV2334W-T」を選んだ。

私はゲームを持っていないので、ゲームのレビューは出来ないが、3万円のディスプレイに万能な機能を求めること自体が無謀なので、ゲーム用はゲーム用に安いディスプレイを購入した方が幸せになれると思う。

とはいえ、EV2334W-Tにはオーバードライブの強モードがあるので、反応速度の必用なゲームにもそれなりに対応していると思う。動画や映画については、先にも述べたとおり、残像やブロックノイズの問題は無い。

EV2334W-Tは、ディスプレイの第1条件である「目に優しい」「観やすい」「ギラギラしない」「ギラブツが無い」という条件は全てクリアーしているうえ、動画や映画にも十分に対応しているので、十分満足できる。

不満点は、スタンドが調整しにくい点くらいか。EV2334W-Tは少しスタンドが堅いので、角度調整が怖い。1度調整すれば、変更をすることは無いので、問題は無いが、S1910-Rのスタンドの方が使いやすかった。

ちなみに、ナナオ(EIZO)のPCディスプレイ「FlexScan EV2334W-T(TBK)」を総合的に評価すると、非常に満足している。3万円でこれほどのディスプレイが購入できるとは思わなかった。

お金があれば、私の部屋で使用しているS1910-RをEV2334W-Tに買い換えたいほどである。

ナナオは、2011年7月に新商品としてISPパネルの「FORIS FS2332」を発売する。「FORIS FS2332」の実売価格は4万円になりそうだ。

ゲームや動画がメインになるのであれば、ISPパネルの「FORIS FS2332」を購入した方が良いかもしれない。

テキストや制止画がメンインで、目が疲れないモニターが欲しいのであれば、VAパネルの「FlexScan EV2334W-T」を購入した方が良いと思う。