富士通直販の感想とレビュー

富士通直販(富士通ダイレクト)を利用したので、レビューと感想を書く。富士通直販は電話対応が悪いが、PCを購入するのなら、富士通直販がお勧めである。

最近のパソコンはディスプレイと本体が一緒になった一体型が多いが、一体型のパソコンは勧めない。

その理由は、廃熱などの問題もあるが、ディスプレイやパソコン本体だけを買い換えることが出来ないという点が大きい。

したがって、私はディスプレイとパソコン本体とを別々に購入することを勧めているのだが、別々(セパレート式)のパソコンは家電量販店では購入できないので、インターネット通販のメーカー直販(ダイレクト)での購入となる。

ソニーや東芝はセパレート式のパソコンを製造していないので、有名メーカーなら、富士通かNECしか選択肢は無い。富士通直販とNECダイレクトを総合的に評価すると、富士通直販がお勧めである。

私の経験から評価すると、富士通直販はパソコンは安いが、電話サポートが悪い。NECダイレクトはパソコンは高いが、電話サポートが良い、という評価になる。

NECはルータの使い方で、何度か電話サポートの世話になったが、対応が非常に良かった。それに比べて、富士通は電話サポートが非常に悪かった。

富士通の電話サポートは対応が悪いが、電話サポートの必要性を感じないので、富士通直販でパソコンを購入することをお勧めする。ただし、電話サポートが欲しい人にはNECダイレクトでの購入をお勧めする。

富士通の電話サポートが悪いと言っても、どのメーカーでもトラブルの解決方法は、「初期化(クリーンインストール)」になってしまうのだから、電話サポート自体にお金を払う価値はないと思う。

だから、NECダイレクトよりも、富士通直販の方がパソコンのコストパフォーマンスが良いと思う。

さて、富士通直販やNECダイレクトで購入するパソコンは、家電量販店で販売しているパソコンとは違い、自分でパーツを選ぶBTOシステムとなっており、必用な性能を強化して、不要な機能は削除することができる。

たとえば、マイクロソフトのオフィスが必要なければ、オフィス無しのパソコンを購入することができる。オフィスを削除すれば2万円はパソコンが安くなる。その2万円でCPUを強化することもできる。

BTOシステムと行っても、本格的なBTOショップとは違い、富士通直販は選べる項目が少ない。選べる項目が少ないから、初心者向きとも言える。変更しておくべきところは、メモリーを4G以上にするくらいだ。

富士通直販のESPRIMOの「DH70/DN-DH50/DN」シリーズでは、インテルのCPU「Core(TM) i3-2100 プロセッサー」を選び、メモリーを4Gにし、延長保証+2年を付けて、クーポン券使用の金額が6万3580円である。

6万円のパソコンでも、私が数年前に13万円で購入したパソコンよりもはるかに性能が高い。インターネットをするには十分過ぎる性能である。

ただ、この価格はPC本体だけの価格なので、ディスプレイは別に買う必用がある。ディスプレイは4万円もあれば、目が疲れない画面のディスプレイが購入出来る。

ちなみに、私は目が疲れないと評判のナナオ(EIZO)のPCディスプレイ「FlexScan EV2334W-T(TBK)」を3万円で購入した。EV2334W-Tの感想は「FlexScan EV2334W-Tのレビュー」に書いているので参考にされたい。