蚊に刺されてもかゆみ止め「ムヒ」が無い場合の対処法を紹介します。実は、塩でかゆみがピタリと止まる。
蚊に刺されればかゆくなる。かゆくなれば、かゆみ止めの薬「ムヒ」などを塗るが、かゆみ止めの薬が無い場合もある。そんな時のために、かゆみを止める方法を知っておくと便利である。
かゆくなる原因は、蚊が血を吸う前に出す液体である。刺された部分に塩を塗ると、かゆくなくなる。
塩でかゆみが消える理由には諸説あるが、「塩による浸透圧で蚊が出した液体が排出されるから」という説が有力である。
蚊に刺された患部に熱を加えたり、冷やしたりすると、かゆみは止まる。
人間の脳は、感じる種類に優先順位がある。「熱い」「冷たい」「痛い」という感覚は、「かゆい」よりも優先順位が高いため、刺された患部に熱を加えたり、冷やしたりすると、「かゆい」という感覚が消える。
刺された患部に爪で×マークを着けるとかゆみが止まるのは、「かゆい」よりも「痛い」という感覚が優先されるからである。しかし、患部を傷つけるので、爪で×マークを着ける方法は良くない。
人間の血を吸う蚊は、出産前のメスだけで、オスは血を吸わない。メスの蚊が血を吸う目的は、出産のための栄養補給である。
人間の血は空気に触れると凝固作用により固まるので、蚊は血を吸うときに、血を固まらないようにする液を出す。この液体には麻酔作用もあるため、人間は蚊が血を吸われていても気付かない。
蚊に刺されると、患部がかゆくなるのは、蚊が出した液体がアレルギー反応を起こすためである。
虫除けグッズは色々と販売されているが、子供や赤ちゃんが居る場合は天然の物を選びたい。
「ハーブ」「ミント」「ニーム」などが、虫除け成分の含まれる植物として有名である。ヨーロッパでは部屋のベランダにハーブを植えているのは、ハーブに虫除け効果があるためだ。
お勧めは、初心者でも育てやすい「セインテッドゼラニウム」というハーブである。セインテッドゼラニウムは、ホームセンターへ行で「カレンソウ」「蚊除け草」という名前で販売されている。
コメントを投稿する
コメントの反映に数時間かかる場合があります。
2011年7月27日(水)Copyright(C) 雑学All Rights Reserved.