Movable TypeのGCIをxamppのperlに関連付ける方法

今回は、xamppを使ってMovable Typeをローカル環境にインストールするときに発生するエーラーの解決方法を紹介します。

Movable Typeをローカル環境へインストールするさい、Wordpressとは違って、CGIの関連づけをしなれば下記のようなエラーが出る。このエラーの原因の大半は、CGIの関連付けの不備である。

「Server error!サーバ内部で障害が発生し、リクエストに応えることができませんでした。Error message:couldn't create child process: 720003: mt.cgiサーバーの障害と思われる場合は、ウェブ管理者までご連絡ください。Error 500 localhost」

このエラーを解消するために、Movable TypeのCGIをxamppのperl.exeに関連付ける必要がある。したがって、Movable TypeのCGIを簡単にperlへ関連付ける方法を紹介する。

なお、今回、ローカル環境にインストールしたMovable Typeはバージョン5なので、バージョンが異なる場合は、パスの位置や変更する行数が異なる可能性があるので注意して欲しい。

では、方法を紹介する。Movable TypeのCGIをxamppのperl.exeに、簡単に関連付ける方法は次の通りである。

  1. Cドライブにxamppをインストールしている場合、xamppフォルダの中に「perl」フォルダがある。この「perl」フォルダを右リックで、マイドキュメントへ送る。
  2. マイドキュメントへ送った「perl」フォルダの名前を「usr」へと変更して、Cドライブの直下へ移す。

これでMovable TypeのCGIは、xamppのperl.exeに関連付けの作業は終了である。

では、上で紹介した作業内容を簡単に解説しておく。Movable Typeフォルダ内のCGIファイルの1行目に「#!/usr/bin/perl -w」と書かれている。

これがperl.exeまでのパスになるのだが、xamppをCドライブ直下にインストールした場合、xamppのperl.exeは「Cxampp/perl/bin/perl.exe」という位置にある。

だから、上で紹介した方法で、perl.exeの位置を移動して、Movable TypeのCGIファイルに書かれているパス「#!/usr/bin/perl -w」に合わせてたのである。

他にも、CGIファイルの1行目「#!/usr/bin/perl -w」を書き換えて、perlへ関連付ける方法もあるのだが、書き換える方法だと、Movable Type内にある全てのCGIファイルを書き換えなければならず、面倒である。

「#!/usr/bin/perl -w」のパスを書き換えるツールも出回っているのだが、上で紹介したように、xamppのperl.exeを移動させる方法の方が簡単である。

さて、CGIの関連付けが終われば、Movable Typeをローカル環境にインストールする作業に入る。

Movable Typeをローカル環境にインストール人は「Movable Typeをローカル環境へインストールする方法」をご覧下さい。